2009年7月20日月曜日

またもアジアへ

東南アジア、なかんずくタイは特別な場所である。同じ地球上とは思えない程、ゆったりと時間が流れ、物憂い時間が過ぎてゆく。何時までに是を終わらせ、次に此の問題を、などと力んでいた自分が、アホに見えてくる。「マイペンライ」とタイの人は言う。「しょうがない」と日タイ辞典に出ているが、かなりちがう。タイは長老派仏教の国である。仏像は全て釈迦で、全ては2600年前に釈迦が決めた事である。麻生が首相になったのも、21日に解散に踏み切るのも、2600年前にお釈迦様の決めた事なのである。だから、「マイペンライ」なのである。この世の事は「マイペンライ」で「サバーイ」=「気持ちよい」ことを求めるのが人生なのだ。そんな空気にドップリ浸かって、ふらふら歩くのがアジアのタイのたびなのだ。

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