リムジンでバンコク観光している。もっともリムジンとは古~い日産セドリックである。ワット・プラッケオのギンギラギンの度派手さに仰天した。ワット・アルンの落ち着いた派手さに唸り、ワット・トライミット、ワット・ポーと寺巡り。日本の寺との、余りの違いにボー前自失のカルチャー・ショック。ここは外国だ!と叫びだしたい衝動に駆られる。
スピードボートを借り切って、チャオプラヤー川を通って、トンブリ地区の旧運河(と言うより川)を走る。突如として19世紀に逆戻りしたような古い家屋から、物憂げな顔がのぞいている。裸の子供たちが運河に飛び込み、女が髪を洗い、洗濯する横では食器を洗ってる。運河には時々スピード・ボートが行き交い、手漕ぎボートが行く。
リムジンに戻って、タイ料理の店へ。運転手兼ガイドのノイはビールも注文して自分も飲んでる。オイオイ! まだホテルに帰ってないぜ! 「ノー・プロブレム」とニッコリ。ここでもカルチャー・ショック。
午後は何処に行こうか悩んでいると、「マッサー?」「ファッション・マッサー?」と小さなパンフレットを出してきた。裸同然の女の子が写ってる。オイオイ!まだ、午後1時だぜ。ノイは「ジャスト・ルッキング」とにっこり。ウ~ムこれ以上は話せない。
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